ー特派員：こばさんー

石炭の歴史村（北海道夕張市）

2006年最も注目されたB級スポットと言って過言ではないでしょう。夕張市の財政破綻の主因となったテーマパークです。園内は遊園地と9つの有料施設から構成され、結構な大きさを誇ります。全ては紹介しきれませんので、以下ダイジェスト版でお送り致します。

【石炭博物館】

歴史村のメイン施設。石炭の構造や利用法、炭鉱での作業方法や事故についての展示など、勉強になる展示が盛りだくさんです。目玉は、本物の炭鉱内を歩ける「まっくら探検」。普通に面白いです。この施設はB級ではないと思います。

【SL館】

夕張で実際に使われていた鉄道車両や道具類などが展示されています。また、夕張における鉄道の歴史、炭鉱との関連などもわかる内容となっています。SLマニアにはたまらないのでしょうが、普通の人でも楽しめる内容で、この施設もB級度は低めです。

【知られざる世界の動物館】

館内には動物の剥製が所狭しと展示されています。・・・それだけです。ええ、それだけですとも！石炭との関連？そんなものあるわけないでしょう！？本物の動物が見たい方は旭山動物園へどうぞ！

剥製の数はなんと1000体にものぼります。貴重な珍獣の剥製もあり、結構なお金がかかっているのではないでしょうか。意味がわかりません。無駄です。B級です。

【ロボット大科学館】

お待たせしました。超B級スポットの登場です。レトロなテイストのロボットがたくさん展示されている施設ですが・・・何と言ってもここのメインは「ユーバロット」です。全長12メートル、体重40トンの巨大ロボットです！

このユーバロット、デカいだけではないのです！20分に一回動きます！顔の向きが変わり、目が光ります。しゃべります！ウインクします！！そしてコックピットではゲームができます！

館内にはミニシアターがあり、ユーバロットのアニメ映画が上映されています。ツッコミ・・・もとい見所が満載です。必見です。

ここを出る頃にはもう、意味がわからなすぎて、ツッコミ力がマヒしてしまうことでしょう。しかしただ一つだけ、なぜ夕張市が破綻してしまったのかということだけは、はっきりわかります。

このテーマパークの借金は我々の税金から返すのですから、せいぜい楽しまなければ損というものです。是非一度行ってみて下さい！

・・・冬季は閉演してるので、季節に応じて観光して下さい。っというか、夕張市が財政破綻のために、閉園の可能性もありますので、行かれる際は、ご連絡の上、お向かい下さいね。

ー特派員：とよとさんー

石川コレクション

石川さんという個人が収蔵する昔の道具（ねずみ取りとかオルガンとか蓄音機とか）や恐竜の化石（糞とかアンモナイトとか）、盆栽、ただの古い壊れた時計などがごちゃごちゃに展示されていて、もはやそこは小宇宙！パラダイスです〜。大好きでした。

その展示の中に「カゴスキー」という物がありました。時代劇で使う殿様が乗るようなカゴの下にスキーがついているんですが、北国ならではですよね。ここでしか見たことないです。

そのまま斜面を滑り降りるのかと思って仰天したのですが、馬か何かで引っ張る乗り物でした(^^;)写真がないのが無念です…

夕張市の財政破綻の為、只今閉園中・・・ザンネンデス。